『属人化』を脱却するシステム開発とは?〜業務ノウハウを資産に変えるフルスクラッチの力〜
ベテランの勘と経験、システムに引き継ぎませんか?
2025-04-02

DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進が叫ばれる中で、多くの企業が直面している課題のひとつに「業務の属人化」があります。特定の熟練担当者の経験や勘に業務が依存している状況では、再現性が乏しく、業務の安定性や継続性に不安が残ります。
このような状況を打破する手段として、フルスクラッチ開発による“仕組み化”が注目されています。
>>フルスクラッチ(オーダーメイド)のシステム開発について詳細はこちら
目次
【記事要約】ダイセル姫路にデータ新棟 生産システム、供給網全体に拡大
化学大手ダイセルは、兵庫県姫路市の網干工場に新たなデータ棟を2026年度にも設置し、自社のみならず取引先の生産データも統合する構想を進めている。AIを活用した「ダイセル式生産革新」をDXでさらに進化させ、供給網全体の生産効率向上と無駄の削減を目指す。熟練工のノウハウもデジタル化し、省人化と高度化を両立させる。
出典:日本経済新聞「ダイセル姫路にデータ新棟 生産システム、供給網全体に拡大」2025年3月25日付朝刊
ポイントをひとことで
属人化の解消は、単に業務効率を上げるだけでなく、企業の持続可能性を高める重要な取り組みです。特に、熟練者の暗黙知を仕組みに落とし込むことは、ノウハウの継承と業務の再現性を確保する上で不可欠です。パッケージ型では拾いきれない現場の複雑な判断基準やプロセスも、フルスクラッチ開発であれば的確に反映できます。属人化を“リスク”から“変革のチャンス”と捉え、自社に最適な業務システムを構築する視点が、これからのDX時代に求められています。
属人化が引き起こす企業リスク
属人化は、業務の効率低下や人材交代時の混乱を引き起こすだけでなく、企業全体の成長スピードを鈍化させる要因となります。以下のようなリスクが考えられます。
- 担当者の退職・異動でノウハウが失われる
- 他の社員が同じクオリティで業務を再現できない
- 業務改善の視点が属人的になり、組織的な進化が困難
これらの問題は、特に製造・物流・サービスなど現場主導の業務が多い業種において深刻化しやすい傾向にあります。
フルスクラッチ開発で業務を“仕組み”に変える
属人化を解消するためには、まず業務フローやノウハウを可視化・言語化することが必要です。その上で、自社に最適化されたシステムとして再構築するアプローチが効果的です。
フルスクラッチ開発とは、既存のパッケージソフトに頼らず、自社の業務要件に合わせてゼロから設計・構築する開発手法です。以下のようなメリットがあります。
- 業務プロセスに完全にフィットした設計が可能
- 熟練者のノウハウをロジック化・自動化できる
- 誰が担当しても一定の品質を保てる業務環境を実現
- 継続的な運用・改善を見据えた拡張性が高い
単なる業務効率化にとどまらず、「ノウハウを資産として残す」という観点で、フルスクラッチ開発は大きな価値を持ちます。
システム開発会社と進める“仕組み化”プロジェクトのポイント
属人化の解消を目的としたシステム構築を成功させるには、開発をともに進めるシステム開発会社の選定が重要です。以下のような視点を持つことが成功の鍵となります。
- 業務ヒアリングを重視し、現場の実態を理解してくれるか
- 現行業務の課題点を一緒に整理し、仕組み化の方向性を示してくれるか
- 運用・改善フェーズも見据えた柔軟な設計ができるか
業務内容が複雑であればあるほど、パッケージではカバーしきれない部分が多くなります。だからこそ、現場に寄り添ったフルスクラッチ開発が選ばれるのです。
まとめ:属人化からの脱却が、次の成長戦略につながる
人に頼る業務から、仕組みによる業務へ。これは単なる効率化ではなく、企業が持続的に成長していくための土台づくりです。フルスクラッチによるシステム開発は、単に業務をデジタル化するだけではなく、自社固有の価値を守り、未来につなげるための投資ともいえるでしょう。
「今あるノウハウを見える化し、資産として残したい」「人に依存しない業務体制をつくりたい」とお考えのご担当者さまは、ぜひフルスクラッチによる仕組み化を検討してみてはいかがでしょうか。
フルスクラッチ開発による“仕組み化”を成功させるには、業務の深い理解力と柔軟な開発力を併せ持つパートナーの存在が不可欠です。
フレシット株式会社は、要件定義から運用保守まで一貫して伴走する開発体制と、現場の課題に寄り添ったオーダーメイド開発の実績を強みとしています。
「自社にフィットした業務システムを一から作りたい」「属人化を脱却し、再現性のある業務フローを構築したい」とお考えのご担当者さまは、ぜひ一度、フレシット株式会社へご相談ください。
貴社のノウハウを“資産”に変える仕組みづくりを、私たちが全力でサポートいたします。
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<著者プロフィール>
フレシット株式会社 代表取締役 増田 順一
柔軟な発想でシステム開発を通して、お客さまのビジネスを大きく前進させていくパートナー。さまざまな業界・業種・企業規模のお客さまの業務システムからWEBサービスまで、多岐にわたるシステムの開発を手がける。一からのシステム開発だけでは無く、炎上案件や引継ぎ案件の経験も豊富。システム開発の最後の砦、殿(しんがり)。システム開発の敗戦処理のエキスパート。