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COLUMN コラム詳細

【Webシステム例10選】解決できる課題とフルスクラッチ開発の価値を徹底解説

事業成長を支えるWebシステムの設計思想と導入ポイント

2025-12-30

「自社の業務を効率化したいが、具体的にどんなシステムが必要かわからない」「新しいWebサービスを立ち上げたいが、既存のツールで実現できるのか、開発が必要なのか判断がつかない」

DX(デジタルトランスフォーメーション)が叫ばれる昨今、多くの企業担当者様がこうした悩みを抱えています。Webシステムと一口に言っても、その種類や用途は多岐にわたり、解決できる課題も千差万別です。適切なシステムの形をイメージできないままプロジェクトを進めてしまうと、現場で使われないツールが生まれたり、事業の成長を阻害する足かせになったりするリスクがあります。

本コラムでは、代表的な「Webシステムの具体例」を10種類厳選し、それぞれの活用シーンと導入メリットを詳しく解説します。さらに、単なるツールの導入ではなく、なぜ多くの成功企業が「フルスクラッチ(オーダーメイド)」での開発を選ぶのか、その本質的な理由についても掘り下げていきます。

貴社のビジネスを加速させるためのヒントとして、ぜひお役立てください。

>>フルスクラッチ(オーダーメイド)のシステム開発について詳細はこちら

ポイントをひとことで

本コラムの本質は、Webシステムを「機能の集合体」としてではなく、「事業課題を構造的に解決するための仕組み」として捉えている点にあります。ECやCRM、マッチングといった分類はあくまで入口であり、重要なのは自社の業務・商習慣・成長戦略にどこまで適合させられるかです。その観点で見ると、パッケージ導入の限界と、フルスクラッチ開発の価値が明確になります。特に、将来の拡張性やデータ活用まで見据えた設計は、初期段階での要件整理と設計思想が成否を分けます。業務理解から踏み込んで設計し、運用・改善まで伴走できるパートナー選びが、Webシステムを「投資」に変える鍵だと言えるでしょう。

Webシステムとは?Webサイトとの違いと本質

具体的な事例に入る前に、Webシステムの定義を簡単に整理しておきましょう。一般的に「Webサイト」が情報の閲覧・周知を主目的とする(例:コーポレートサイト、ブログ)のに対し、「Webシステム」は情報の処理・管理・業務の実行を主目的とします。

インターネットブラウザ(ChromeやSafariなど)を通じて利用できる点は同じですが、Webシステムの裏側では、ユーザーの入力に応じた複雑な計算、データベースへの保存、検索結果の出力といった「動的」な処理が行われています。

ビジネスにおけるWebシステムの本質は、「アナログで行っていた業務や、新しい価値提供の仕組みをデジタル化し、自動化・効率化すること」にあります。つまり、システムの種類を知ることは、自社のビジネス課題をどう解決できるかを知ることと同義なのです。

>>アナログ業務をデジタル化したい方へ!重要なポイントやよくある失敗についても解説

ビジネスを変えるWebシステム開発の具体例10

それでは、実際に企業で導入されている代表的なWebシステムの種類と、それらが解決する課題について見ていきましょう。ここでは単なる機能紹介にとどまらず、ビジネス現場での具体的なユースケースを交えて解説します。

1.ECサイト・ネットショップシステム(BtoC/BtoB

最も身近なWebシステムの一つですが、その裏側は非常に奥深いものです。単に商品をカートに入れて決済するだけでなく、在庫管理、顧客管理、配送手配までを一元化する役割を担います。

【解決できる課題】
販売チャネルの拡大:実店舗の商圏にとらわれず、全国・全世界へ販売可能にする。
在庫ロスの削減:実店舗とECの在庫をリアルタイムで連携し、売り越しや機会損失を防ぐ。

【フルスクラッチの活用事例】
一般的なASPカートでは対応できない「特殊な商材(オーダーメイド品など)」の販売や、BtoB特有の「取引先ごとの掛け率設定」「承認フロー」を実装する場合、独自開発が必要となります。

>>ECサイトのフルスクラッチ開発を成功に導くポイントを解説

2.予約管理システム

美容室、飲食店、医療機関、イベント運営などで不可欠なシステムです。電話やメールでの予約受付を自動化し、24時間365日の受付を可能にします。

【解決できる課題】
機会損失の防止:営業時間外の予約を取りこぼさない。
人的コストの削減:電話対応やスケジュール調整の手間を大幅に減らす。
ダブルブッキングの回避:システムによる自動制御で、重複予約などのミスを撲滅する。

3.顧客管理システム(CRM

顧客の属性情報(氏名、連絡先など)に加え、購入履歴、問い合わせ履歴、商談進捗などをデータベース化し、一元管理するシステムです。

【解決できる課題】
属人化の解消:「担当者しか知らない」情報を共有資産化し、担当変更時の引き継ぎをスムーズにする。
LTV(顧客生涯価値)の向上:過去の履歴に基づいた最適なタイミングでのアプローチ(メール配信など)を可能にする。

4.マッチングプラットフォーム

「仕事を発注したい企業」と「フリーランス」、「部屋を貸したい人」と「借りたい人」など、需要と供給を結びつけるサービスです。UberやAirbnbのようなCtoCビジネスや、ビジネスマッチングなどの新規事業で多く採用されます。

【解決できる課題】
新規市場の開拓:従来出会えなかったユーザー同士を繋ぎ、手数料ビジネスモデルを構築する。
取引の安全性担保:エスクロー決済(仮払い機能)や相互評価システムにより、見知らぬ人同士でも安心して取引できる環境を作る。

【開発のポイント】
検索機能の精度(レコメンドアルゴリズム)や、リアルタイムなメッセージ機能など、高いUI/UX(ユーザー体験)が求められるため、独自開発の強みが活きる領域です。

>>マッチングアプリの開発費用や依頼する際のポイントについて徹底解説!

5.在庫・受発注管理システム

製造業や小売業、卸売業において、モノの流れを可視化・制御するシステムです。仕入れから在庫保管、出荷までのプロセスをデジタル上で管理します。

【解決できる課題】
適正在庫の維持:過去のデータから需要を予測し、過剰在庫や欠品を防ぐ。
発注業務の効率化:在庫が一定数を下回ったら自動で発注アラートを出すなど、ルーチンワークを自動化する。

6.eラーニング・学習管理システム(LMS

社内研修や資格取得スクール、オンライン講座の配信などで利用されます。動画教材の配信だけでなく、受講状況の管理、テストの実施と採点などを統合的に行います。

【解決できる課題】
教育の均質化:場所や時間を選ばずに、全社員・全生徒に同じ品質の教育を提供する。
進捗の可視化:誰がどこまで学習したか、理解度はどうかを管理者がリアルタイムで把握できる。

7.ワークフロー・社内稟議システム

経費精算、休暇申請、契約承認などの社内手続きを電子化するシステムです。紙の書類にハンコを押して回覧するプロセスをWeb上で完結させます。

【解決できる課題】
意思決定のスピードアップ:承認者が外出していてもスマホから承認できるため、ビジネスが停滞しない。
ペーパーレス化:書類の印刷・保管コストを削減し、検索性も向上させる。

8.不動産・物件検索システム

多数の物件情報をデータベース化し、ユーザーが希望条件(エリア、家賃、間取りなど)で検索・閲覧できるシステムです。地図情報(Google Maps等)との連携も頻繁に行われます。

【解決できる課題】
情報更新の迅速化:物件の空き状況などをリアルタイムに反映し、顧客満足度を高める。
営業支援:顧客の検索条件やお気に入り物件のデータを分析し、最適な提案につなげる。

9.会員制ポータルサイト

特定の会員だけに情報を提供するクローズドなサイトです。ファンクラブ、学会、代理店向けサイトなどが該当します。

【解決できる課題】
ロイヤリティの向上:会員限定コンテンツや特典を提供することで、顧客とのエンゲージメント(結びつき)を強化する。
情報統制:一般公開できない機密情報やノウハウを、特定のメンバーだけに安全に共有する。

10.IoT連携・モニタリングシステム

WebシステムはPCやスマホの中だけで完結するとは限りません。工場のセンサー、農業用ハウスの温度計、物流トラックのGPSなど、物理的なデバイス(IoT機器)から送られてくるデータを収集し、Webブラウザ上で可視化・制御するシステムです。

【解決できる課題】
遠隔監視:現地に行かなくても、設備の稼働状況や異常を検知できる。
予知保全:機器の振動データなどを分析し、故障する前にメンテナンスを行う。

なぜ「フルスクラッチ開発」が必要なのか?

ここまで多様なWebシステムの例を見てきましたが、これらを実現する方法には大きく分けて2つあります。一つは、既存のパッケージソフトやSaaS(月額制ツール)を利用する方法。もう一つは、ゼロから設計して開発する「フルスクラッチ開発」です。

初期費用を抑えるなら既存ツールが有利ですが、多くの成長企業や本格的な事業会社が、あえてコストのかかる「フルスクラッチ」を選ぶ傾向にあります。その理由を3つの視点で解説します。

理由1:既存の業務フローを変えずにデジタル化できる

パッケージシステムを導入する場合、機能が決まっているため、自社の業務フローをシステムに合わせて変更する必要があります。これは現場に大きな混乱を招き、定着しない原因となります。一方、フルスクラッチであれば「現在の業務フロー」や「独自の商習慣」に合わせてシステムを構築できます。現場のスタッフにとって使いやすく、スムーズに移行できるため、結果として業務効率化が早期に実現します。

理由2:独自機能による競争優位性の確立

ビジネスにおいて「他社との差別化」は生命線です。誰でも使える既存ツールを使っている限り、機能面で他社と差をつけることはできません。「業界初の検索機能を実装したい」「特殊な料金計算ロジックを入れたい」「AIを活用した独自のマッチングを行いたい」といった革新的なアイデアは、自由度の高いフルスクラッチ開発でなければ実現不可能です。システム自体が、企業の独自の強みとなります。

理由3:将来の拡張性とデータ資産の活用

事業は生き物であり、常に変化します。最初はシンプルな機能で良くても、数年後には機能追加や外部システムとの連携が必要になるでしょう。パッケージ製品はカスタマイズに制限が多く、事業拡大の足かせになるケースが少なくありません。フルスクラッチで適切に設計されたシステムであれば、API連携や機能拡張も柔軟に行えます。また、蓄積されたデータを自由な形式で抽出し、詳細な分析に回すなど、データを企業の資産として最大限活用できる点も大きなメリットです。

失敗しないシステム開発プロジェクトの進め方

Webシステム開発は、家を建てることによく似ています。どんな暮らし(ビジネス)をしたいかを明確にし、信頼できる建築家(システム開発会社)と共に設計図を描く必要があります。

まずは「要件定義」に全力を注ぐ

システム開発で最も重要なのは、プログラムを書く前の「要件定義」です。「どんな機能が欲しいか」ではなく「何を解決したいか」「誰がどう使うのか」を徹底的に言語化しましょう。例えば、「ECサイトを作りたい」ではなく、「既存顧客のリピート率を上げるために、購入履歴に基づいた定期便の提案ができるECサイトを作りたい」といった具体性が成功の鍵です。

「作って終わり」ではないパートナーを選ぶ

Webシステムは、リリースした瞬間がスタートです。実際にユーザーに使ってもらい、その反応を見て改善を繰り返すことで、初めて価値が生まれます。また、セキュリティ対策やサーバーの保守、OSのアップデート対応など、維持管理も欠かせません。開発力だけでなく、ビジネス視点を持ち、運用保守まで伴走してくれるシステム開発会社を選ぶことが重要です。

>>システム開発に最適なパートナー選びの方法を徹底解説!

まとめ

本コラムでは、10種類のWebシステム例と、それぞれの導入メリット、そしてフルスクラッチ開発の価値について解説しました。

  • Webシステムは多種多様:EC、予約、CRM、マッチングなど、目的に応じて最適な形がある。
  • 本質は課題解決:システムはあくまで手段。自社のどの課題を解決するかが重要。
  • フルスクラッチの価値:業務適合性、競争優位性、拡張性の観点から、独自開発が選ばれている。
  • パートナー選び:ビジネスを理解し、運用まで見据えた提案ができる開発会社と組むべき。

「こんなシステムがあったらいいな」というアイデアは、事業を飛躍させる種です。しかし、それを既存のツールの枠内に押し込めてしまうと、せっかくの可能性がしぼんでしまうかもしれません。貴社のビジネスモデルに完全にフィットし、将来の成長を支える基盤となるのは、やはりオーダーメイドで構築されたWebシステムです。

まずは、「自社で実現したいこと」を自由に書き出してみてください。それがどのシステム例に当てはまるのか、あるいは全く新しいシステムが必要なのか。その構想を具体化するために、専門家との対話を始めてみてはいかがでしょうか。

フレシット株式会社は、単に機能を並べてシステムを作る会社ではありません。
業務フローや現場の課題、将来の事業展開までを一緒に整理し、「既存ツールでは実現できない理由」「フルスクラッチで作るべき本質」を明確にしたうえで、オーダーメイドのWebシステムを設計・開発しています。だからこそ、リリース後も使われ続け、事業の成長とともに進化できるシステムをご提供できます。

「今の業務に本当にフィットするシステムを作りたい」
「パッケージやSaaSに限界を感じている」
「これからの事業の“軸”になる仕組みを持ちたい」

そう感じた瞬間が、フルスクラッチ開発を検討すべきタイミングです。
まだ要件が固まっていなくても問題ありません。構想段階から一緒に整理し、最適な形へ落とし込むことがフレシット株式会社の役割です。
貴社ならではの価値をシステムという形にするために、ぜひ一度ご相談ください。

>>フルスクラッチ(オーダーメイド)のシステム開発について詳細はこちら

著者プロフィール

フレシット株式会社 代表取締役 増田順一
柔軟な発想でシステム開発を通して、お客さまのビジネスを大きく前進させていくパートナー。さまざまな業界・業種・企業規模のお客さまの業務システムからWEBサービスまで、多岐にわたるシステムの開発を手がける。一からのシステム開発だけでは無く、炎上案件や引継ぎ案件の経験も豊富。システム開発の最後の砦、殿(しんがり)。システム開発の敗戦処理のエキスパート。

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