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CASE STUDY 事例詳細

計画通りに進まない基幹システムの刷新。プロジェクトを前に進めた伴走支援の事例

本事例の概要

株式会社ひとまいる様は、「なんでも酒やカクヤス」をはじめとした事業を展開する企業です。

2025年7月には、カクヤスグループから株式会社ひとまいるへ社名を変更。「酒屋で培った配達網を物流に変えていく」という方向性のもと、新たな事業改革を進めています。

その変革を支える重要な取り組みのひとつが、2024年9月にスタートした基幹システムの刷新プロジェクトでしたが、プロジェクト開始から約1年が経過した頃、当初の計画通りには進んでいないという課題がありました。

そこで、プロジェクトを前に進めるための外部パートナーとして参画したのがフレシットです。

今回は、株式会社ひとまいる執行役員の村山智輝様に、当時抱えていた課題やフレシットへ依頼した理由、参画後に感じている変化についてお話を伺いました。

社名株式会社ひとまいる
設立1982年6月15日
本社所在地東京都北区豊島2-3-1
従業員数2,028名(2026年3月末現在 役員除く、連結)
売上高1,398億円(2026年3月期連結実績)

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開始から1年。計画通りに進まなかった基幹システム刷新

──フレシットに相談することになった経緯について教えてください。

当社では、2024年9月から基幹システムの刷新という非常に大きなプロジェクトを進めていたのですが、プロジェクト開始から1年ほどが経過したものの、なかなか計画通りに進まないという状況がありました。

そこで、プロジェクトを前に進めるために適切な外部パートナーを探していたところ、ご縁がありフレシットさんに参画いただいたという経緯になります。

「何を作るか」ではなく「どう進めるか」。他社とは違った提案

──複数の選択肢がある中で、フレシットへの依頼を決めた理由は何だったのでしょうか。

一番大きかったのは、提案の中身が他とは違っていたことです。
多くの会社は「何を作るか」を提案しますが、フレシットさんから提案されたのは「どう進めるか」という部分でした。

具体的には、進捗や品質をどのように見える化するのか、会議をどのように設計するのか、関係者をどのように巻き込んでいくのか。
そうしたプロジェクトの土台に関する提案です。

システム開発のプロジェクトでは、当然「作る力」は必要ですが、プロジェクトの規模が大きくなり、多くの関係者が関わるようになるほど、「前に進める力」が問われると感じていました。

当時の当社が必要としていたのは、まさにその部分だったということです。

「既存メンバーとうまく進められるのか」という不安もあった

──依頼するにあたって、不安に感じていたことはありましたか。

正直に言えば、ありました。

フレシットさんに参画いただいた時点で、プロジェクトはすでに開始から1年が経過していましたので、当然、それまでプロジェクトを進めてきたメンバーもいます。

そのため、新たに外部の会社が入ることで、既存のメンバーをうまく管理しながらプロジェクトを進められるのかという点については、非常に心配がありました。

しかし、実際に始まってみると、会議の進め方から課題の整理まで、現場の中に入って一緒に手を動かす形で進んでいきましたので、この点はとても安心感がありました。

もちろん、すべてがうまくいくことばかりではないですが、それでも、良い話も悪い話も早めにテーブルに乗せるような運営だったため、少なくとも「外から評論される」という形にはなりませんでした。

開発そのものではなく「プロジェクトが進む土台」を整える

──具体的には、どのような支援が行われたのでしょうか。

中心となったのは、開発の中身そのものではなく、プロジェクトの進め方に関する支援です。

例えば、進捗や品質を関係者全員が同じ物差しで見られるようにすることや、課題を隠したままにするのではなく、定期的に表に出し、解決するための場を作ることなどです。

こうしたプロジェクトの土台となる部分を、決まった形に当てはめるわけではなく、実際のプロジェクトの状況を見ながら、試行錯誤して形にしていく進め方でした。

「感覚」ではなく「事実」で話す。プロジェクトに生まれ始めた2つの変化

──フレシットが参画してから、どのようなところに成果を感じていますか。

取り組み自体はまだ道半ばですし、正直なところ課題もありますが、その前提で、変化として感じていることが2つあります。

一つ目は、プロジェクトの状態について、感覚ではなく事実をもとに議論する土台ができつつあることです。

大規模なプロジェクトになるほど、立場によって見えているものや認識が異なりますが、そうした中でも、進捗や品質を可視化し、共通の情報をもとに話せる環境が少しずつ整ってきました。

二つ目は、課題を隠さず表に出し、早く手を打とうとする動きが増えてきたことです。

問題が起きないことを目指すのではなく、起きている問題をできるだけ早く把握し、関係者で共有して対処するといった仕事の進め方に変化が出てきています。

目に見える成果については、これから形になっていく段階ですが、プロジェクトを進めるための土台や、仕事の進め方そのものに変化が出てきているのは明らかです。

フレシットに期待するのは「システム開発の枠」を超えた提案

──今後、フレシットに期待していることを教えてください。

当社はこれから、酒販から物流へと大きく変わっていきます。
過去から未来を予測することが非常に難しい状況は、これからも続くと思っています。

そのような環境では、あらかじめ決めたものをそのまま作るだけではなく、状況に応じて一緒に試行錯誤してくれるパートナーが不可欠です。

だからこそ、フレシットさんには一般的なシステム開発の枠にとらわれない提案を積極的に行なっていただくことを期待しています。

フレシットはどのような会社に向いているのか

──どのような会社にフレシットをおすすめしたいですか。

社内にシステムやプロジェクト推進に詳しい人材が多くない会社や、初めて大きな開発を外部にお願いする会社には合うのではないかと思います。なぜかというと、フレシットさんは、発注する側と開発する側の間に立って、全体を整理しながらプロジェクトを進める役割を担ってくれる会社だからです。

また、「すべて任せたい」という会社よりも、一緒に考えながら自分たちの会社も変わっていきたいと考えている会社に向いていると思います。

システム開発で大切なのは「どこに作ってもらうか」だけではない

──最後に、これからシステム開発を検討している企業へアドバイスをお願いします。

システム開発というと、「どこに作ってもらうか」ということに目が行きがちです。

しかし、それと同じくらい「どう進めるか」を最初に考えることをおすすめしますし、プロジェクトの規模が大きくなるほど、その部分で成否が分かれると実感しています。

その上で、パートナーを選ぶ際には、単純な能力だけではなく、困ったときにどう動いてくれる相手なのかを見ることも重要だと思います。

「まずは、今抱えている課題を率直に相談してみる。」
そのときにどのような向き合い方をしてくれるのかを見ることで、その会社の姿勢が分かってくると思います。

おわりに

本事例から、大規模なシステム開発において重要なのは、開発力だけではないことがわかります。

プロジェクトを円滑に進めるためには、進捗や品質を可視化し、課題を整理しながら、関係者が同じ方向を向いて進めるための土台づくりが欠かせません。

フレシットでは、単に「システムを作る」だけではなく、こうしたプロジェクトを前に進めるための土台づくりからご支援していますので、システム開発やプロジェクトの進め方に課題を感じている方は、ぜひ一度ご相談ください。

フレシット株式会社 代表取締役 増田 順一

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