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COLUMN コラム詳細

ビジネスにおけるPoCとは?手順やメリット、デメリットについて解説

2025-03-17

ビジネスにおけるPoCとは?手順やメリット、デメリットについて解説

新規事業やサービスを導入する際には、的確な効果測定、検証で収益予測や導入効果を事前に検証しなければいけません。

新規技術やサービスの導入時の具体的な検証を可能にした手法「PoC(読み:ピーオーシー、ポック)」の活用がおすすめですが、具体的な取り組み方やノウハウがわからない企業担当者の方も多いのではないでしょうか。

そこで本コラムではビジネスにおけるPoCを解説し、メリットやデメリット、手順や成功事例も紹介します。

ビジネスにおけるPoC とは

PoCとはビジネスにおいて、新しい商品やサービスを導入する際の効果測定や検証を可能にする有効なノウハウの1つです。

このノウハウは英語の「Proof Of Concept」の略称で、日本語では「概念検証」と略されます。

近年は自社の競争力を高めるために多くの企業がPoCに取り組み、有効なマーケティング施策の立案や商品開発、サービス運用方法を検証しているのが現状です。

ビジネスにおいてPoCを有効活用することで、新規商品やサービス導入に伴う効果を検証できると同時に、導入に伴うリスク検出も実現可能になるため、多くの企業が活用しています。

ビジネスにおけるPoCの手順

ビジネスにおいてPoCを有効活用するためにも、以下の手順で進めなければいけません。

  1. 目標設定
  2. 取り組む内容を選定する
  3. データを検証する
  4. 評価と効果確認

ではそれぞれの手順を詳しく解説させていただきますので、導入時の参考にしてください。

01 目標設定

実際にどのような商品やサービスを導入し、どの程度の収益や集客を見込めるかによって取り組み方も変わります。

したがってビジネスにおけるPoCでは、最初に明確な目標を設定し、その目標達成のための具体的な施策を検討しなければいけません。

また具体的な目標を設定せず、闇雲なPoCでは有効な施策立案ができないので注意しましょう。

一方で最初に明確なゴールを設定しておくことで、仮に目標達成が厳しい場合においても新商品やサービスの導入などのプロジェクトにおける撤退判断もしやすくなります。

02 取り組む内容を選定する

目標設定の完了後は、具体的に取り組む内容を選定しましょう。

ビジネスにおけるPoCでは、基本的には仮想的なデータ検証により新商品やサービスの導入による効果を検証します。

したがって事前に導入するサービスや商品を明確にし、それらが提供可能な具体的な内容を把握したうえで、自社に最適なものを選択、導入しなければいけません。

導入する商品やサービスの選定がある程度完了した後は、スモールスタートからの導入に移行してPDCAサイクルを回し、こまめな検証を徹底しましょう。

03 データを検証する

PoCで検証する内容の選定完了後は、具体的なデータ検証へと進みます。

正確なデータを検証するためにも、本番同様の環境を想定して高精度な検証に取り組むのも重要なポイントです。

また導入を検討している商品やサービスを試験的にユーザーに利用してもらうなど、客観的な視点からの検証も有効な方法といえます。

04 評価と効果確認

PoCでの細かな検証が完了した後は、最終段階の評価と効果を確認します。

前段階のデータ検証により取得したデータを基にして、実際に自社に導入可能かどうかを検証したうえで、導入による成果も得られるかどうかも十分に確認しましょう。

そのうえで導入により効果を得られると判断できた場合、製品やサービスの開発、導入フェーズへと進行します。

ビジネスでPoCを活用するメリット

ビジネスでPoCを活用するメリットとして、以下の4点が挙げられます。

  • リスクの低減
  • 開発コストの削減と見直しができる
  • 投資家の信頼を獲得できる
  • 効率的な検証を実現

ではそれぞれのメリットを詳しく紹介します。

リスクの低減

新規事業やサービスを急いで導入しても、必ずしも成果を得られる保証もなく、当然ながら失敗のリスクも伴います。

そこでPoCを活用することで、導入前の段階で成果を得られるかどうかを入念に検証できるため、ビジネスにおける失敗リスクを低減することが可能になります。

さらに、新たな商品やサービスの導入で成果を得るためのデータ取得もでき、そのデータを基にした効率的な事業運営も可能になります。

開発コストの削減と見直しができる

PoCによる事前の検証を行わず、商品やサービスの導入を急ぎすぎると、当然ながら失敗により不要なコストを浪費するリスクも高くなります。

一方で事前に明確なPoCで商品やサービス導入の成功率を高めておくことで、プロジェクト失敗で生じる余剰コストの削減が可能です。

またビジネスにおけるPoCの導入により、サービスや商品の実用段階前での検証が可能になり、コストの見直しや商品化への具体的な検討も可能になります。

投資家の信頼を獲得できる

新商品やサービスの導入では、企業は投資家からの協力や支援を得なければ開発に進めないケースも多く見受けられます。

そこで商品やサービス開発段階前に明確なPoCを徹底し、十分な収益性を確保できる見通しを証明することで、投資家からの信頼を獲得したうえでの効率的な事業運営、商品開発が可能です。

また中小企業が有効なPoCに取り組むと、資本力に富んだ大手企業や資本家からの支援を受託できる可能性も高くなり、結果的に販路や収益性の拡大にもつながります。

効率的な検証を実現

PoCでの検証では、商品やサービスを開発、提供する前の段階での費用対効果の検証も実現可能になる点など、効率的な検証を実現できるのもメリットの1つです。

どのような商品やサービスがどの程度の効果、収益をもたらすかも可視化できるため、高い収益性の事業のみに注力した事業運営が可能になります。

ビジネスでPoCを活用するデメリット

ビジネスでPoCを活用すれば、メリット同様に以下のデメリットも生じます。

  • 情報漏洩の危険性
  • 検証コストがかかる

ではそれぞれのデメリットを詳しく解説します。

情報漏洩の危険性

精度の高いPoCを実施すれば事業の運営効率も向上しますが、情報漏洩の危険性も高まります。
その理由として一番に挙げられるのが、外部業者からの情報漏洩です。

高精度なPoCを成功させるためには専門的な知識やノウハウが必要な場合が多く、場合によっては外部の専門業者への業務委託が必要なケースもあります。

そして外部委託業者に依頼したものの、PoCに関連する重要な情報が競合他社に漏洩し、甚大な被害が生じるケースも多く見受けられます。

このような事態を予防するためにも、PoCを外部委託する場合には秘密契約保持(NDA)の締結を徹底しましょう。

検証コストがかかる

PoCは複数回にわたって商品やサービスの有効性を検証するノウハウで、場合によっては検証回数の増加に伴って必要以上のコストがかかる点もデメリットの1つです。

特に商品やサービスの資金が限定されているプロジェクトにおいては、検証コストが増えるほど純利益も確保しにくくなるため、PoCに必要なコスト管理も徹底しなければいけません。

例えば、食品会社で新商品を開発し、PoCでの検証後に本格的な商品化を目指すのであれば、試作段階で複数回にわたって試作品の開発が必要となるため、材料コストや人的コストがかかることになります。

ビジネスでPoCを活用するポイント

ビジネスでPoCを有効活用するポイントとして、以下の5点が挙げられます。

  • スモールスタートで実施する
  • 目標達成の基準を明確にする
  • 現実的な目標を設定する
  • 本番同様の環境で検証する
  • 効果的にPDCAを回す

上記のポイントを押さえてPoCを実施することで、新商品やサービスの導入による運営効率化も可能になります。

ではそれぞれのポイントを詳しく解説します。

スモールスタートで実施する

ビジネスにおけるPoCは、複数回にわたって行わなければいけないケースが多く、最初から大規模なスケールで行った際に多額のコストが必要になる事例も多く見受けられます。

多額のコストを導入して成功すれば問題ありませんが、万が一の事態にも備えて最初はスモールスタートで実施して効果を検証し、成功が見込めた時点で徐々にスケールアップを図りましょう。

スモールスタートでPoCを開始し、定期的にデータ検証しながらPDCAサイクルを回すことを念頭に置き、堅実な方法でスケールアップを図るのがおすすめです。

目標達成の基準を明確にする

ビジネスにおいてPoCを活用する際には、目標達成の基準も明確にしなければいけません。

明確な目標を立案せずにPoCに着手すれば、仮にプロジェクト自体が収益性を担保できない状態であっても、撤退時期が定まらず、最終的には多額の損失が生じる可能性があります。

一方スモールスタートでPoCに取り組み、明確な目標値を設定して定期的にデータ検証すれば、目標値に到達できそうになければ早期撤退の判断も可能です。また撤退時期を早めに見極めれば、再度PDCAサイクルを回したうえで新たな施策を練ることもできます。

現実的な目標を設定する

新商品やサービスの運用効率を高めるためにPoCに着手しても、現実離れした利益率などを目標とすれば、プロジェクト自体の具体性がなくなります。

また、そのような漠然とした目標値を設定すれば、プロジェクト進行も不明確となり結果として具体性がなく、収益性の低い取り組みとなります。

一方、現実的で具体性の高い指標を目標値として設定すれば、まずは「ゼロから1」へのスタートを切るための堅実的な施策も立案され、少しずつではあっても着実なプロジェクト進行が可能になります。

本番同様の環境で検証する

PoCで実際に取り扱い商品やサービス以外の異なる事例で検証しても、リアルで有効なデータ検出はできません。

収益性が高く、再現性の高い有効なマーケティングデータを検出するためにも、本番同様の環境でデータ検証しましょう。

効率的にPDCAを回す

PoCは基本的に新たなプロジェクトに着手し、こまめなデータ検証により精度を高めるノウハウです。

したがってまずは、スモールスタートから着手し、失敗と成功を繰り返しながらも効率的なPDCAサイクルで有効なデータを検出しましょう。

最初から大成功することは期待せず、まずはリスクの低いスモールスタートから始めて、PDCAサイクルに注意しながら着手することがおすすめです。

ビジネスにPoC を導入して生産性を高めよう

ビジネスでPoCを導入すれば、新商品やサービスの導入効果や環境、収益性などさまざまな事象にプラスの効果を期待することができます。

しかし、実施に関して専門的なスキルやノウハウも必要な場合も多く、自社のみでの対応が困難なケースも多く見受けられます。

仮にそのような事態が生じた際には自社だけで取り組むのではなく、専門の外部委託業者に依頼してスムーズなPoCを成功させて自社の生産性を高めてください。

フレシット株式会社では、PoCのためのWEBサービスや業務システムの開発をお受けさせていただいております。

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